川瀬光也 (高橋伯明)の成績は美術と体育が4と3で、あとはオール1でした。
そんな成績の光也が、突然「教師になりたい」と言い出します。
光也といえば卒業後の就職も工務店に内定し大工になるはずで、光也本人にも迷いはなかったはずです。 しかし、「人のためになる仕事に就きたい」という光也の気持ちが生半可なものではないと知った金八先生は、光也のために一肌脱ごうと、受験科目担当の先生方に放課後の補習授業をお願いします。最初はやっても無駄だと渋っていた遠藤先生や川口先生も力を貸してくれることになり、結果は大将と同じ都立港東高校合格となりました。

第5話で授業中に取り上げたのが、宮本延春著”オール1の落ちこぼれ、教師になる”でした。もしかすると、光也のモデルは宮本さんなのかもしれません。何シリーズか後、光也が教師として桜中学に赴任する、なんて設定になったら楽しいですね!



販売価格:1,365円(税込)

中学卒業の学力は漢字は名前しか書けず、数学は九九が2の段まで。
英語の単語はBOOKしか知らない落ちこぼれが編み出した“オール1の勉強法”とは?全国に衝撃を呼んだ「オール1先生」初の著書。

第1章 オール1の落ちこぼれ先生―オール1先生の授業
第2章 どん底の十代で考えたこと―“いじめ”と“学校嫌い”
第3章 アインシュタインとの出会い―アインシュタインと彼女
第4章 定時制高校での猛勉強―目標は超難関大学
第5章 オール1から大学受験へ―大学受験
第6章 なぜ勉強するのか―大学生活
第7章 オール1教師の学習法―落ちこぼれの勉強法
「毎日新聞」「読売ウィークリー」「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)、MBSラジオ「特集1179」で紹介! 親と先生と、教育に携わる全ての人々に読んでほしい話題の本。小学生も読める読み仮名付き。

宮本延春[ミヤモトマサハル]
1969年、愛知県に生まれる。15歳、中卒で見習い大工に就職。17歳、フリーターでミュージシャンを夢見る。24歳、定時制高校入学(私立豊川高校)。全国模試で上位に、数学は県内トップになる。27歳、難関国立大学に合格(名古屋大学)。大学院まで9年間研究に没頭する。37歳現在、私立豊川高校教諭。落ちこぼれの気持ちがわかる「オール1先生」として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


2008.04.10 Thu l 朗読詩(副教材) l COM(0) TB(0) l top ▲

自分の感受性くらい(新装版)
定価 1,995円(税込)

           自分の感受性くらい

                           茨木のりこ

        ぱさぱさに乾いてゆく心を
        ひとのせいにはするな
        みずから水やりを怠っておいて

        気難しくなってきたのを
        友人のせいにはするな
        しなやかさを失ったのはどちらなのか

        苛立つのを
        近親のせいにするな
        なにもかも下手だったのはわたくし

        初心消えかかるのを
        暮らしのせいにはするな
        そもそもが ひよわな志にすぎなかった

        駄目なことの一切を
        時代のせいにはするな
        わずかに光る尊厳の放棄

        自分の感受性ぐらい
        自分で守れ
        ばかものよ



紀伊国屋書店 茨木のり子作品一覧



2008.04.09 Wed l 朗読詩(副教材) l COM(0) TB(0) l top ▲


【本の内容】
現代女性詩人のトップランナー、茨木のり子が人間を見つめ続ける詩を網羅!子どもたちから大人まで、すべての人に読んでもらいたい…そんな想いをこめて贈る。

【目次】
わたしが一番きれいだったとき(女の子のマーチ
わたしが一番きれいだったとき ほか)
落ちこぼれ(方言辞典
ええと ほか)
はじめての町(癖
はじめての町 ほか)
私のカメラ(私のカメラ
活字を離れて ほか)
茨木のり子さんを訪ねて



『廃 屋』
人が
棲まなくなると
家はたちまち蚕食される
何者かの手によって
待ってました!とばかりに

つるばらは伸び放題
樹々はふてくされて いやらしく繁茂
ふしぎなことに柱さえ はや投げの表情だ
頑丈そうに見えた木戸 ひきちぎられ
あっというまに草ぼうぼう 湿気にむれ
魑魅魍魎をひきつれて
何者かの手荒く占拠する気配
戸さえなく
吹きさらしの
囲炉裏の在りかのみ それと知られる
山中の廃屋
ゆくりなく ゆきあたり 寒気だつ
波の底にかつての関所跡を見てしまったときのように

人が
家に
棲む

それは絶えず何者かと
果敢に戦っていることかもしれぬ


2008.04.08 Tue l 朗読詩(副教材) l COM(0) TB(0) l top ▲


見えない配達夫 茨木のり子詩集

価格 2,100円(税込)

【目次】

見えない配達夫
行動について
敵について
ぎらりと光るダイヤのような日
生きているもの・死んでいるもの
ジャン・ポウル・サルトルに
悪童たち
ばらの花咲き
世界は
真夏の夜の夢〔ほか〕


ぎらりと光るダイヤのような日

短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年の

お百姓はどれほど田植えをするのだろう
コックはパイをどれ位焼くのだろう
教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう

子供たちは地球の住人になるために
文法や算数や魚の生態なんかを
しこたまつめこまれる

それから品種の改良や
りふじんな権力との闘いや
不正な裁判の攻撃や
泣きたいような雑用や
ばかな戦争の後始末をして
研究や精進や結婚などがあって

小さな赤ん坊が生まれたりすると
考えたりもっと違った自分になりたい
欲望などはもはや贅沢品になってしまう

世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりにすくなかったことに驚くだろう

指折り数えるほどしかない
その日々の中の一つには
恋人との最初の一瞥の
するどい閃光などもまじっているだろう

本当に生きた日は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであったりするのだ




☆茨木のり子 増補 花神ブックス 1

価格 1,890円(税込)

【本の内容】
鋭い感受性と鮮やかな言葉で自分を取りまく様々なことがらを好きは好き、嫌いは嫌いとさわやかに言い切った詩で、読者の強い共感を得た、茨木のり子の全体像をこの一冊に凝縮した。

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2008.04.08 Tue l 朗読詩(副教材) l COM(0) TB(0) l top ▲