城之内ミサさんが「3年B組金八先生」の音楽を担当されるようになって20年になるそうです。
城之内さんといえば、耳に心地よいヒーリング系ミュージックというイメージでしたが、第8シリーズではそこに深みが加わってきた感じがします。
挿入歌"私の存在の意味"の曲想が、もっともドラマの内容と一致していたのは、第13話、第14話のアルコール依存症で仕事に就かない父親によって家庭崩壊に直面した大将の境遇がテーマの回ではなかったでしょうか。エンディングで”私の存在の意味"が流れ、セピア色の町の風景を背に出演者と製作スタッフの名前が静かに流れていく数十秒は、まるでテレビ画面が一服の絵画を思わせるような美しさでした。
また、城之内ミサさんのヴォーカルで聴くLa La La Versionは、独自の美しさがあり癒されます。
ドラマにとって挿入歌、BGMは主題歌と並んで、ときにそれ以上に重要な役割を果たすものなのですね。